8月9日(金) 奈良県医療福祉生協《すこやか塾》から防災講演会の依頼を受け出講してきました。

8月9日(金)奈良県医療福祉生協《すこやか塾》から防災講演会の依頼を受け、朝倉台自主防災会から坂口副会長、小松さん、奈良県安全安心まちつくりアドバイザーでもある堂本さんの3人で出講しました。

タイトルは『暮らしと防災』サブタイトル「いつ起こるかわからない自然災害にどう備えるか」 を講義しましたが、堂本さん、小松さんのお陰もあり会場が大変盛り上がりました。

公演後、坂口副会長への質問も多くありましたが、後、会場から堂本さん、小松さんに一言メッセージをとの要望がありました。

急な要請にも関わらずお二人から素晴らしい言葉が発せられました。

堂本さんは、「私は何時も今地震が起きたらどう行動するか?と考える様にしています。
皆さんも、日常の生活の中で、スーパーに行ったり、車や電車に乗ることがあると思いますが、その時々で今地震が発生したらどう行動すれば良いか?と考える習慣をつけて下さい。
一瞬でも「この場面では・・・」と考えて生活する事で避難の第一歩が違って来ますから、より自分を守る事が出来るのでは無いでしょうか。」と述べられました。

車の運転でも、エンジンをかけて発進するより、アイドリング状態からアクセルを踏んだ方が素早く反応しますね。普段から、軽い危機意識を持っていることが「いざという時」の反応が早く生死を分けることが考えられると言うことですね。

小松さんは、「私の生き方の心づもりとして、『私達は生かされている』という思いで、社会や自然に対して行動するのが大事です。半分の思いやりと半分の辛抱を基本に行動することで、防災や安心安全な暮らしに大きな力になると思います。」と話しておられました。

普段生活していますと「当たり前」「当然」と云う思いになりがちですが、『生かされている』と、目に見えない存在に感謝する癖を付けておりますと、急な自然災害時でも受け止める力が変わってきますね。

何でも他者のせいにし、非難して行動を起こさないより、「起こったことは仕方ない。次は何をすれば良いか」の意識が働いて行動に移せることが出来ますね。それが結果的には自身を助け他者も助ける行動になるのですね。

坂口副会長は2人の発言を聞いて「すごいですねー、いきなりの要請でしたが、ス~とこのような言葉が発信できるのは日頃から、防災・減災に対しての向上心があるからでしょうね。頼もしい同志のお二人さんです。」と感心しておられました。

 

 

2019年08月10日