桜井市社会福祉協議会からの依頼を受け、朝倉台自主防災会坂口副会長・堂本氏が、桜井市織田区内の老人会【芝福寿会】主催の防災講演会に出講しました。
最初に、DVD「迫りくる大震災にいかに備えるか」を放映して見ていただきました。
次に坂口副会長作成のパワーポイント「いつ起こるかわからない自然災害に備えよう」を使用して講演されました。
この中で坂口副会長は「災害時最期に頼れるのは人の力」「日頃はお陰様、災害時困ったときはお互い様」が大切であると力説されていました。「地域の輪」ですね~。
私も、いつも思うのですが
① 最悪を想定しよう。イメージしよう
② それに備えよう。
③ それでも発生した時は、「仕方がない」と腹をくくる。
この3点が大事なことだと思います。
「後で後悔する」というのは「まさかそこまでのことが起こるとは想定外だった」と思うことです。(よくお役人が使う言葉ですね~)
そして人の悲しいサガで、その起こった事象を「他者のせい、社会のせい」にして自己弁護・保身に走ることです。
自分で考えうる最悪を想定して、それに出来うる限りの備えをしていれば、後悔はしません。「発生したものは仕方が無い」と腹をくくった覚悟が出来ます。
一番怖いのが最悪を想定するときに思考が停止することです。「どうせ奈良には大きな災害なんて来ない」「あっても国や県・市が何とかしてくれる」「考えるだけで時間とお金の無駄」と頭の中がお花畑満開になり最悪の想定を止めてしまうことです。
また、こういう人が始末の悪いことに避難所で「○○が足らん~何とかしろ~」と主張してクレーマーになり他の避難者のヒンシュクを買うのです。
勿論、家族を救うため、自身を救うための生きる努力は必要ですが、土壇場で心に余裕のない醜態をさらしたくないものですね。
連日、お疲れ様でした。