朝倉小学校は特に福祉教育に力を入れており、今回3年生を対象に「高齢、障がい体験」「車いす体験」を桜井市社会福祉協議会指導の下、体験学習を実施することとなりました。
そこで、PTA会長を始め、朝倉地区社会福祉協議会から朝倉台地区の民生委員、福祉委員、ボランティア朝倉台の有志がお手伝いいたしました。
まず最初は「高齢・障がい体験」です。
膝や関節に固定器具を取り付けて、足が曲がりにくいときの不便さや、また逆にそのような片のサポートの仕方を学びます。
次にアイゴーグルをつけて目の障がいを持つ方の体験をします。
子ども達は、その見えにくさにびっくりです。
そのような方々がデコボコのマットのうえを歩くとどう不安に感じるかの体験です。
みんなこわごわ~ ボランティアの手を借りて不安そうに歩いて体験をしていました。
次に車椅子の体験です。
車椅子について、社協のお姉様に質問攻めです。
車椅子を自走させることがどんなに難しいかわかったようでした。
また、車椅子でデコボコしたところを押すことの難しさも学びました。
車椅子で狭い場所を通ることがいかに不便かも学びました。
次はスーパーを想定して車椅子で買い物をして貰います。
自動販売機もあります。
なかなか大変そうですね。
また、車椅子の介助体験では障害物を避ける運転操作にも挑戦しました。
このようにして、社会福祉協議会の指導を受けて体験学習を無事終えることが出来ました。
小学3年生の児童達の心にどのような印象が残ったでしょうか。
将来、障がいを持たれた方々に接したとき、少しでも気配りが出来る配慮の芽が育てば万々歳です。
決して人の欠点をあげつらって得意げになるような人には育って欲しくありません。
社会福祉協議会の皆様方、PTA会長、民生委員、福祉委員、ボランティア朝倉台の皆様方、お手伝いありがとうございました。
朝倉の子は、きっと他人に優しい良い子に育ちます。