12月2日、朝倉台盛春クラブハイキングは初冬の明日香に行って来ました。
この日は、あいにくの雨でしたが11名が参加し、近鉄電車で壷阪山駅まで行きました。
まず最初に、駅から徒歩6分のところにあります子嶋寺に向かいます。
ここは真言宗のお寺で国宝の両界曼荼羅図や重文の十一面観音立像が有名です。
お寺を後にして東に12分くらい歩くとキトラ古墳に出ます。
7世紀末~8世紀初め頃に造られた終末期古墳で、被葬者はまだ特定されていませんが天武天皇や持統天皇の活躍した頃の方ですね。天文図や、四神像(青龍・白虎・朱雀・玄武)の壁画は有名ですね。
この周辺は整備がされており、キトラ古墳壁画体験館 では天文図や四神図を見ることが出来ます。
この天文図を分析すると、西暦400年頃の北緯34度付近で観測された天文図であることがわかったそうです。場所は洛陽や長安あたりとのことです。さすが学者さんは違いますね~。
この国営飛鳥歴史公園 キトラ古墳周辺地区には鬼の雪隠があります。
石室上部が転がり落ちたものだそうです。当然近くの丘には石室礎石部の「鬼のまな板」があります。
紅葉も綺麗で、素敵なハイキングでした。
檜隈寺跡(ひのくまでらあと)〜甘樫丘〜橿原神宮駅で茶話会を行い、今年の振り返りと来年の計画を話し合いました。 (宮田)